イソプロピルメチルフェノールという成分をあなたは知っていますか?
化粧品やニキビケア品、また身の回りの日用品にも数多く使われている殺菌効果のある成分の1つです。
しかし殺菌効果のある成分=
体に害ではないのでしょうか?
特に毎日使うような製品に配合されているのであれば、経皮吸収していくためになおの事心配になりますよね。
今回は「イソプロピルメチルフェノールの副作用や毒性」についてお調べしました。
イソプロピルメチルフェノールの特徴は?
先ずはイソプロピルメチルフェノールの特徴について簡単にご説明いたします
イソプロピルメチルフェノールは無味無臭・低刺激で殺菌性のある針状または柱状の結晶のことです。
刺激性は殆ど無いので臨床試験で皮膚アレルギー性の報告はないようです。
人臨床試験等で皮膚アレルギー性は報告されていません。
引用元:http://www.osaka-kasei.co.jp/products/disinfectant/index.html
また各細菌や酵母、カビなど広範囲の殺菌性に作用します。
酸化抑止力があり比較的安全性の高い化合物のため、一般用医薬品、医薬部外品、化粧品など幅広く使われています。
ではイソプロピルメチルフェノールの効果ってなんでしょうか?
イソプロピルメチルフェノールの働きや効果って?
イソプロピルメチルフェノールの働きや効果につきまして。
先述しちゃってますが、その主な働き・効果は
殺菌作用
です。
化粧品/医薬部外品用殺菌剤であり、ごく最近では抗菌剤であるトリクロサン成分の※代替成分として注目されています。
※日本化粧品工業連合会はH28年9月30日に、トリクロサン含有石鹸などを厚生労働省へ販売停止措置を要請しました。(米国食品医薬品局:FDAの措置に準じる)
実際に使われている主な用途として、以下のようなものがあります。
ハンドソープ
ボディソープ
制汗剤
洗顔料
ボディシート
フェイスマスク
薬用シャンプー
薬用リンス
家庭用品
殺菌作用のある商品に、多く使われているのが分かりますね。
先のトリクロサンの代替品として、近年のソープ剤にはほぼ使用されているのでしょう。

